ホワイトデーのお返しにぴったりな女性向け香水

こんにちは、セレスのライター凛です。
年が明けたと思ったら、あっという間にもう春の3月です。
一月は行く、二月は逃げるというのも納得してしまいます。

さて、前回はバレンタインに女性から男性に香水を贈ることのこちらの記事を執筆しました。
今回はホワイトデーに男性から女性へお返しを贈ることに特化した記事となります。
本記事では女性が男性から贈られて嬉しいと感じられる香水の選び方とともにおすすめ作品を香水フリークならびに同性ならではの視点でご提案させていただきます。

女性へのプレゼントに喜ばれる香水選びのコツ

1.好みの香り+好きな花の香りを押さえる

相手の好みの香りを押さえるのは男女共通ですが、フローラルが苦手ではない限り、できる限り女性にはフローラルが入っている香水を贈ることをおすすめします。
花は女性性を意識させる香料で、男性からそういったものをそれも特別な日に贈られるとテンションが自然とあがる女性も多いです。

そして、ホワイトデーは日頃なかなか伝えることができない気持ちを、記憶に残りやすい香りと一緒に届ける貴重な機会です。花言葉からイメージするのも素敵だと思います。
なので、まずはお相手がフローラル系の香水が大丈夫なのか、好きな花の香りは何なのか、同時にフルーティ、柑橘、グルマンなどどんなノートが好きなのかリサーチしていくことをお勧めします。
なお、セレスでは入っている一つ一つの香料ごとに検索していただけます。

2.相手の香水歴から香りの強弱やブランドを選ぶ

次に相手の香水歴を調べて香水初心者かベテランか、好きなブランドはないかを確認します。
例えば、相手がフローラルが大丈夫で好きなノートはフルーティ、苦手な香料はムスクだから入っていないものにして、好きな花はローズだと解ったので、早速評判のよさそうなブランドから良い感じの作品を……などと先の記事を読んで選ばれる方もおられると思います。
ですが、例えの方になりきって、次の確認をしてみてください。

選んだ1本はお相手が持っている香水の可能性はございませんか?
ローズでもゴージャスで官能的な赤薔薇が好きなのか、清楚でパウダリーな白薔薇が好きなのかは調査済みですか?
同じフルーティでも爽やかな優しいピーチやアップルのような甘さが好きなのか、甘酸っぱさもあるカシスやベリー系が好きなのか、香り方の好みを押さえていますか?
選んだ作品はお相手にピッタリな香りの強さですか?

このように被りを避けたり、香水ビギナーにぴったりなブランドと香水フリークが好むブランドもあるのでそのあたりの確認、香りの強弱の好みを知る上でも香水歴をリサーチすることをおすすめします。
本記事では1から3本目が軽めで香水初心者にも付けやすい作品、4から6本目が香水上級者も唸らせるような作品になるよう紹介しています。

3.もし可能であれば香水を実際に試してもらう

今までのリサーチした内容で相手の香りについて情報は集まりました。
ですが、香水は前回お伝えした通り、その人との肌の相性があります。
特定の香料が強く香ったり、逆にあまりうまく香らなかったりすることが肌質や体温によって絶妙に異なります。

なので、実際に肌の上に乗せて試してから購入するのが一番です。
セレスではワンタップから取り扱っているため、色々な種類を幅広く購入し、現品を買う前に実際に肌の上に乗せて貰うなんてことも可能です。

 


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ホワイトデーのお返しにおススメ、女性に贈りたい香水6本

お待たせいたしました。ホワイトデーにピッタリな香水の紹介となります。
前半は香水慣れしてない方にピッタリなライトな香りやコロンとなっており、後半は香水上級者の方にもお気に召していただけるであろうラインナップをピックアップしています。
バレンタインの記事で紹介した作品と番号ごとにペアリングを意識して選出もさせていただきました。

1.チャンス オー フレッシュ シャネル(シトラスフローラル)

Top
レモン シダー
Middle
ジャスミン ヒヤシンス ピンクペッパー
Last
パチュリ アイリス アンバー ムスク ベチバー

 

まず最初にご紹介させていただくのは、女性に大人気ブランドシャネルの中でも代表的なチャンスシリーズの一つ、チャンスオーフレッシュです。

付けた瞬間から爽やかなレモンが広がって、とても瑞々しいです。
少し経つとミドルのジャスミンや特にヒヤシンスといったフローラルも強調され、爽やかなだけじゃないフローラルが持つ女性らしさも香り立ちます。

軽やかに香って悪目立ちせずに万人受けしやすい香りのため、香水ビギナーな方にもぴったりのほか、改まった場で主役ではないけれど、マナーとして香水を付けなくてはならないような場でも活躍をさせやすいです。
目の前の扉を通る勇気をくれて、チャンスを掴もうとする人を応援してくれるような、オーフレッシュを大切な方へ贈りませんか?

 

2.ミューティニー メゾン マルジェラ(フルーティーフローラル)

Top
オレンジ オレンジ(マンダリン)
Middle
チュベローズ ペアー ピーチ  アップル
Last
バニラ レザー パチュリ ウード

 

続いてはメゾンマルジェラの若々しい女性を連想させるような、洋梨とチュベローズの甘さが可愛らしいミューティニーです。

トップは甘さの強いフローラルのチュベローズと洋梨、ピーチ、アップルといった甘さと爽やかさのある果物が香り出すフルーティフローラルが開幕。
次第にバニラのお菓子のような甘さに変わっていきますが、グルマンというほど濃厚ではなく、フローラルフルーティならではの爽やかさも保たれています。
そのため、香水初心者だけどすっきりした香りより甘めの香りが好きという方におすすめしたい一本です。

 

3.フリージア サンタマリアノヴェッラ(パウダリーフローラル)

Top
フリージア
Middle
スミレ ローズ 水芭蕉
Last
ムスク アイリス

 

3本目にご紹介するのは、サンタマリアノヴェッラの純真で清楚な女性そのままを想起するようなパウダリーフローラルなコロン、フリージアです。

フリージアを主役にスミレ、センティフォリアローズ、水芭蕉、アイリスと花々にあふれながらも、終始優しく香っています。清潔感ある石鹸のような感じだ、優しい花の香りとレビューでおっしゃる方も居るほどで、とても付けやすいフローラルです。

それぞれの花言葉はフリージアが感謝、信頼で、センティフォリアローズは幸福、魅力、水芭蕉は美しい思い出、変わらぬ美しさ、希望、よい便りと、どれも明るく前向きな大切な方との未来を祝福してくれるような言葉を持っています。そんな1本をホワイトデーに花束のように届けてみてはいかがでしょうか。

 

4.ルナ ペンハリガン(シトラスフローラル)

Top
レモン ベルガモット オレンジ(ビターオレンジ)
Middle
ローズ ジュニパーベリー ジャスミン
Last
バルサムモミ ムスク アンバーグリス

 

4本目にお届けするのは、ペンハリガンのギリシャ神話における月の女神ルナを表現した、レモンとローズが印象的なシトラスフローラルのルナです。

トップから強烈にレモンの香りが漂います。奥にローズは潜んでおり、可愛らしいのですがどことなく艶っぽい。通常、ローズには上品な甘い花の印象がありますが、このローズには艶もあります。そう感じるのは官能的なジャスミンにムスク、アンバーグリスといった色気を感じる香料が含まれているからでしょう。

甘くて可愛らしい少女から魔性の女性に転身する様なのは、セレーネでもなくアルテミスでもなくルナだからでしょうか。バレンタインでご紹介したギリシャ神話で月の女神と恋仲であった、エンディミオンをモチーフにしたエンディミオンコロンのペアフレグランスとして創られた筈なのですが、ギリシャ神話で月の女神はセレーネとアルテミスで、ルナはローマ神話での月の女神です。それでもこの名称にしたのは、lunacy(意味:狂気、月の満ち欠けによる一時的な精神錯乱)のlunaから取られたからだと思います。だから、月の女神が誘惑するように香るのだと感じます。

大切な方へ特別な日に互いがギリシャ神話で恋仲であった同士のフレグランスを贈ることは、とても素敵なひと時となるでしょう。

 

5.アミリス ファム メゾン フランシス クルジャン(シプレフローラル)

Top
レモン(レモンブロッサム) オレンジ
Middle
アミリス アイリス
Last
ベチバー ムスク アンバー

 

5本目にご紹介するのは、メゾンドフランシスクルジャンの一日の終わりと夜の始まりを、ウッディの甘さと一緒に焦げた独特な香りを感じさせるアミリスを中心に表し、レモンやオレンジの柑橘類に花のアイリスが包み込むシプレフローラルのアミリスファムです。

オレンジにレモンの柑橘系ならではの爽やかさもありますが、果皮が持つほろ苦さのようなものもどことなく感じられます。少し経つとアイリスの主張が激しく、フローラルの甘さを醸し出しながらもアイリスの独特なパウダリー感もあり、どこかこもったような表情を見せます。

だからひたすら爽やかな朝の光ではなく、黄昏れた一日の終わりの夕焼けを表しているのかとクルジャンの持つ表現力に思わず感嘆させられたほどです。 重すぎず、かといって単調すぎない香りをお好みの方にお勧めしたい作品です。ペアフレグランスのアミリスオムと一緒に付けられると、二人で同じ夜に変わっていく景色が共有できると思います。

 

6.ラブ ドント ビー シャイ キリアン(グルマンフローラル)

Top
ネロリ ベルガモット ピンクペッパー コリアンダー
Middle
オレンジブロッサム ハニーサックル ジャスミン アイリス ローズ
Last
シュガー バニラ キャラメル ムスク ラブダナム

 

最後にご紹介するのは、キリアンの「愛を恥ずかしがらないで」というタイトルを持つ、香りも濃厚でとても甘いホワイトデーにこの上なくピッタリすぎるラブドントビーシャイです。

ハニーサックル、シュガー、バニラ、キャラメルといった甘いお菓子の香りがラストに最も香る筈なのに、最初からたっぷり香ってきます。そこにトップのネロリの花が寄り添って、お菓子たちの主旋律と共にハーモニーを奏でています。少し時間が経つとジャスミン、アイリス、ローズ、オレンジブロッサムといった花々が主張をしはじめ、でも不思議なことに強い者同士がぶつかっても喧嘩せずに調和をしています。時折存在を感じるコリアンダー、ピンクペッパーと言ったスパイシーな香辛料も刺激をほんのり与えます。最後は最初から強かったグルマンの要素が一番強くなり、甘いお菓子そのものの香りとなります。

可愛らしいお菓子のような少女から、女性としての魅力が開花していく、執筆者もキリアンで最も好きな香りです。一番最後にご紹介しましたが、最初にご紹介したかったほどホワイトデーの贈り物としても最高の作品です。
是非、一度は手に取っていただけたらとても嬉しいです。

 

いかがでしたか?
自分で選ぶのは難しい…という方は、プロのスタイリストがぴったりの香水を選んでくれる
Celesセレクトというサービスもご用意しておりますので、ぜひこちらもご利用くださいね。

 



香水を愛してやまない某IT企業Webライター。
大学の頃にラルチザンのヴォルール・ド・ローズに出会い
衝撃を受けて以来、香水愛好家となって10年以上を経る。
そのため、IT企業でのライター経験を活かし、
愛する香水のことを発信するライフワークも始める。
初恋はラルチザンのヴォルール・ド・ローズで
今の恋人はFueguia1833のChamber。


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