皆様、こんにちは。ライターの凜です。2月は逃げるように去って、温かな春に向かっていく、3月になりましたね。
本記事では、甘くて深みのある、大人っぽくて魅惑的なアンバー香水についてご紹介をさせていただきます。
女性向けと男性向け作品をそれぞれ8つずつ、計16作品を選定しています。ご自身でアンバー香水を試してみたい方も、これからのホワイトデーに向けて、異性へのプレゼント選びのためにもご参考になれば幸いです。

アンバー香水の「アンバー」とは?
アンバー香水の「アンバー」とは、元々は「アンバーグリス」と言うマッコウクジラの体内にある結石が排出されて、長い年月、海中に揺蕩い、太陽光を浴びながら完成していくという、非常に希少な香料に由来しています。
中東のアラビアでは、アンバーグリスを乳香(フランキンセンス)や没薬(ミルラ)と同様に宗教行事でも扱うようになりました。アラブでは他にもお香として、ムスクや白檀(サンダルウッド)、そして松脂の琥珀(アンバー)があり、ヨーロッパへ輸出する際に琥珀の一種としてアンバーグリス(灰色の琥珀)を紹介したと考えられています。(「琥珀」とは全くの別物です)

以上、アンバー香水の「アンバー」ですが、お伝えしてきた歴史的背景より、希少なアンバーグリスの代わりに、「琥珀」を焚いた時のような香りを再現すべく開発されたアンバー(天然香料のラブダナム(スパイシーな樹脂)と合成香料バニリン(バニラの甘い成分)を合わせることで誕生しました)、一緒に焚いていたフランキンセンスやミルラ、ムスクや白檀の香りから、「バニラや樹脂、スパイスなどによる温かみ・甘さのある香りの系統であるアンバーノート」=香調の一種として、現在では意味しています。

なお、香料「琥珀(アンバー)」ですが、実は現実には存在しません。アンバーとは古の時代に樹脂が化石化したものの総称のため、元の植物の特定ができないからです。なので、まさに「幻の香料」で、ある意味アンバーグリスよりも希少な香料です。
アンバーグリス(竜涎香)について
アンバーグリス(竜涎香)とは、マッコウクジラの体内にある結石が排出されて、長い年月、海中に揺蕩い、太陽光を浴びながら完成していく、非常に希少な香料とお伝えいたしました。アンバーグリスの入手には、マッコウクジラの体内から自然排出される結石が偶々砂浜に打ち上げられているものを入手するか、マッコウクジラ自体を捕獲して得るかしかありませんが、1986年に捕鯨が禁止されてからはさらに希少性は高まりました。元々、動物性香料は高価なものが多いですが、特にアンバーグリスは別格で、本当に質の素晴らしいものは数千万円、数億円で取引されるほどの希少さです。

香りとしては動物性香料らしくアニマリックで非常に強烈な官能さをしていますが、同時にお香や樹脂を思わせるパウダリーさや海水に由来する塩気が感じられるという、動物性香料に寄りながらも植物性香料のような側面もあるという不可思議な香りです。ただし、香水・フレグランスとして1つで数千万円・数億円にのぼる本物のアンバーグリスをそのまま扱うことはあまりに非現実的で、本物のアンバーグリスの香りを再現した香気成分である合成香料のアンブロックスやアンブロクサンなどで代用している作品が通常です。

今回はあくまでアンバー香水作品の紹介記事であるため、海を連想させたり、塩気が感じられるアンバーグリス(アンブロックス、アンブロクサン含む)が主軸となった作品は紹介しておりません。香料にアンバーグリスが入っていても、甘く温かみのあるアンバー調が主軸に置かれたアンバー香水作品は一部ご紹介しております。
アンバー香水とは?魅力と特徴を解説
アンバー香水とはどんな香り?
アンバー香水とは、「バニラや樹脂、スパイスなどによる温かみ・甘さのある香りの系統であるアンバーノート」の香調をしている作品と現在では定義づけられています。香料アンバーに由来する「琥珀」は樹木の樹脂が硬化したものであり、フランキンセンスやミルラ、白檀など植物性香料の香りです。よく、アンバーグリスの代替品と言われていますが、当時のアラビアでアンバーグリスと一緒に焚いていたフランキンセンス、ミルラ、白檀、琥珀の方が香りのイメージに近いです。

また、アンバーグリスは動物性、アンバーは植物性のため、香りの感じ方は異なり、アンバーグリスのアニマリックさや塩気、海水を感じられる香りをお求めでしたら、先に少し触れた香料アンブロクサンが中心の作品の方がおすすめです。
アンバー香水が人気の理由
アンバー香水の魅力は、大きく3点あります。まずバニラや、樹脂のフランキンセンスやミルラ、ラブダナム(スパイシー感があります)、樹木のサンダルウッドのような、神秘的ながらも甘さがあり、どこか官能性も秘めた温かみある香調にあります。

また、フランキンセンス(乳香)やミルラ(没薬)、サンダルウッド(白檀)は宗教的儀式の場でお香として扱われる香料で、日本でもお香は推古3年(595年)から存在し、寺院の沈香や白檀など馴染み深い香りでもあります。そのため、神秘的で官能性がありながらも、違和感なく自然体で身に纏える香調です。

次にアンバー自体が合成香料であり、アンバーノート自体もベースノートの香りではあるため、持続性が高く安定した香りを楽しめる点が挙げられます。そのため、大切な人と時間を過ごす時やお呼ばれの席でも、付けなおす心配なく楽しめますし、自然体で洗練されたご自身を演出できる香調からも、無難に身に纏えます。

最後に、甘くスパイシー、神秘的でどこか官能性あるアンバーは、同系統のウッディーやスパイスは勿論、香水界の花形であるフローラルや、対極的な軽やかなシトラス、ねっとりして重厚なグルマンなど、様々な香りと調和ができ、調香による個性が千差万別に表現されるところです。先にアンバーはベースで安定している芳香を終始放つとお伝えいたしましたが、それ故に持続時間が長く、他の香りとの交わる繊細なゆらぎを楽しめることが大きな魅力の一つです。例えるならば、蝋燭の火のゆらめきのようです。さて、次項目ではいよいよ、そんなアンバー香水作品についてご紹介させていただきます。
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アンバー香水レディースのおすすめ8選
1.Pas Сe Soir(パスソワール)/BDK(ビーディーケー)~グルマンフローラルオリエンタル~オードパルファン
| Top | ブラックペッパー、ジンジャー、オレンジ |
| Middle | ジャスミン、オレンジブロッサム |
| Last | カシュメラン、パチュリ、アンバー |
肌に付けると、そのままの果実のオレンジではなく、オレンジシロップの甘い香りがします。爽やかなシトラス香料のオレンジとは思えないほど、開幕からとっても甘いグルマンな香りが強く感じられます。

実際にレビューでも、砂糖漬けのアプリコットと表現されている方もいらっしゃいました。

砂糖漬けのオレンジシロップの洗礼(?)を受けた後は、スパイシーなブラックペッパーやジンジャーのピリッとした感じが強くなっていき、次第に甘いお菓子のような愛らしい香調から雰囲気が変わっていきます。極めつけはそこにベースノートのアンバーがしっかりと香っているため、単なる可愛らしいグルマン作品にはならず、大人っぽさも感じられる表情に変わって、思わず誘惑されそうになります。レビューにもスパイシー感とグルマン(お菓子)のような香りについて言及されている方もいます。

少し時間が経ってミドルになると、アンバーは相変わらずしっかりと存在感を放ちながら、オレンジシロップのような甘さは引いていき、代わりにフローラルノートであるジャスミンとオレンジブロッサムの香りが前面に主張をしていきます。

少女が大人の女性になる、あるいは魔性の大人の女性が無垢な少女っぽさを演出していた、そんなミステリアスな二面性の印象を感じています。峰不二子とレビューでおっしゃられていた方もおりましたが、個人的には機動戦士ガンダムシリーズの閃光のハサウェイに出てくる、ギギ・アンダルシアが思い浮かびます。

ラストになると大人っぽくて凛としたパチュリがしっかりと香り、パウダリーでカシミアの布のようなカシュメランの滑らかさも香りに柔らかさを与え、アンバーの格好良さが際立ち、トップの愛らしいグルマン調から、ここまで大人のセクシーな香りに変貌するのかと舌を巻くほどです。
本作品の美しい変化を支えているのも、アンバーの存在に尽きます。アンバーはグルマン調のオレンジシロップのような甘さとも調和し香りに深みを与え、同系統のパチュリの格好良さを増すほか、ジャスミンやオレンジブロッサムの花々の官能さも引き締めています。長い持続時間で様々な香料とも調和をし、それぞれの変化の揺らぎを楽しませるという、アンバー香水の良い所が見事に表れた作品だと思います。

Pas Сe Soir(パスソワール)/BDK(ビーディーケー)は、付けた瞬間はグルマン調の可愛らしいオレンジシロップの香りと思いきや、次第にピリリとスパイシーが利いてアンバーのミステリアスな大人っぽさを感じて、官能的なジャスミンとオレンジブロッサムに誘惑されながら、パチュリの格好良い自立した女性の姿になるという、二面性の変貌が美しい、アンバー香水作品ならではの調香です。本作はホワイトデーのみならず、特別な時間を過ごしたい女性への贈り物にもお勧めします。
2.Lettre de Pushkar(プシカの手紙)/ELLA K(エラケイ)~オリエンタルフローラル~オードパルファン
| 香料 | ローズ、アンバー、サフラン、バニラ、ナツメグ、シナモン、ウード |
肌に真っ赤な液体が触れると、開幕からむせ返るような甘やかな芳香が鼻腔をくすぐります。まるで濃密な薔薇のジャム、あるいは蜂蜜のような、夢見心地に微睡んでいくそんな甘さです。

香料を見る限り、ジャムに使われるフルーティーノートの香料は意外に一つもなく、ジャムとなっているのは薔薇でしょう。ねっとりとした強い甘さはバニラでしょうか。レビューでもフルーツのような甘さを感じるとされた方がいらっしゃいました。

エラケイの作品は基本的には、本作も含めて調香師が旅の情景の繊細さを描くためにシングルノートとなっていますが、細部が繊細にゆらめく独自の美しさがあります。少し時間が経って肌の体温と馴染んでくると、ローズとバニラの甘やかさの中に、不思議な「官能感」を感じます。紛れもなくアンバーです。官能感は感じるのに、決して俗世的な感じにならないのは、神聖な儀式で使われたお香のような香りも放つアンバーだからです。

他方、サフラン、ナツメグ、シナモンのスパイシーさが次第に強くなってきて、甘やかさと神秘的な官能感に文字通りスパイスらしく、ホットな刺激になるように絶妙なマリアージュを果たします。さて、さらに時間が経っていくとベースの神聖な香木ウードの香りが強調されていき、より官能的ながらも神秘的、甘やかでセクシーと、香りを身に着けた人を本当に夢のような世界に連れて行ってくれます。香りで描いたインドの聖なる街、プシュカルでインドの民族衣装である美しいサリーを身に纏いながら、聖なる祈りを捧げながらも陶酔していく情景が浮かんでいきます。

Lettre de Pushkar(プシカの手紙)/ELLA K(エラケイ)は、調香師ソニア・コンスタンが世界を旅して得た着想や情景をこだわりの香料を用いて表現し、物語を感じさせる作風が特徴的なブランドELLA K(エラケイ)より、インド伝説の聖地プシュカルが舞台の作品です。湖の畔で魂を浄化する人々の信仰の力を強調し、ブラフマー神に捧げるためだけに開花する薔薇が佇む最中、聖なる祈りを捧げる信者の魅惑的な聖歌を描きました。神聖なアンバーにウード、陶酔する恍惚感にエキゾチックスパイシーなサフラン、ナツメグ、シナモン、夢のまどろみのような過剰なほどの甘さのバニラ。
本作は気になる方と過ごす時は勿論、特別な一人で過ごしたい時間がある時に身に纏うのも相応しい。きっとあなたが行きたいと願う世界に連れて行ってくれるでしょう。
3.Apom(アポム)/Maison Francis Kurkdjian(メゾンフランシスクルジャン)~アロマティック アンバリー フローラル~オードパルファン
| 香料 | オレンジブロッサム、ムスク、イランイラン、ラベンダー、アンバー、バニラ |
肌に付けた瞬間、真っ先に香るのは春風を思わせる美しい紫の花。ハーブの女王ラベンダーの爽やかで、青さもある甘やかなアロマティックの香り。一緒に南国の花イランイランとグルマンの代表格バニラがねっとりとした特有の甘さで香りますが、あまり濃厚で甘ったるい南国感はなくて、自然体で心地よく感じます。(もし、そうした香りをお求めでしたら、次にご紹介する作品をお勧めします)爽やかな甘さのラベンダーだけではなく、気品と明るい甘さを兼ね備えたオレンジブロッサムと見事なバランスで香っていきます。

レビューではすっきりとしたフローラルの青さある甘さを感じられた方や、爽やかで落ち着くというお声もあり、自然体に感じられる方も複数いらっしゃいました。他にも、付けたてにシトラスの匂い(恐らくオレンジブロッサム)を感じられて、意外とそこまで甘ったるくはならないとレビューされていた方もいらっしゃいました。

まるで手首に春がやってくる、暖かな日差しのなかで花畑を散策しながら、春爛漫の匂いを堪能しているような感覚が押し寄せます。お日様と春のブーケの香りです。本作品はパウダリーで肌馴染み良いホワイトムスクと、清潔感あるラベンダーが抜群に心地よく香るからか、石鹸のようにも感じられます。

そのため、アンバーのミステリアスな官能性も本作では自然体で香ります。神秘的で官能性や甘さのある故に、昼というよりは夜、オフィシャルやカジュアルな場というよりも華やかな場に向いているアンバー香水にもかかわらず、日常的にお使いいただくのにも向いています。ただし、それは決してアンバー香水のアンバーらしさが他の香りによって失われているという訳ではなく、むしろ、アンバーらしい「ミステリアスな色気」も本作品にはあります。

そんな「色気」が登場するのは、肌に馴染みきってベースノートが出てくるころです。あなたの匂いと本作品が混じり、香水を肌に乗せている状態からあなたの一部になってくる頃、あなただけの匂いとなって周りも自身さえも誘惑していきます。
異性が肌を大胆に見せている時よりも、衣服を身に纏っている時の方が色気を感じるなんてことはありませんか?今回の色気というのは、後者です。あなたの肌の体温で自然体に溶け込む官能性だからこそ、よりセクシーさを感じます。少なくとも、「A Part of Me(私の一部)=本作Apom」を身に着けているブラウスを着た異性の手首から、香りがしたら私であればドキッとしますし、匂いのみならずその人を目で追ってしまうでしょう。

Apom(アポム)/Maison Francis Kurkdjian(メゾンフランシスクルジャン)はA Part of Me(私の一部)を意味した頭文字から名付けられた、呪文のように詩的で神秘的な作品です。本作品は肌と触れ合うことではじめて命が吹き込まれます。そして、あなたの体温に香りが溶け込んで、あなただけの香り、あなたのことを香りを通して他者に伝えます。それは、他者の中で本能の記憶となって残り、肌に乗せるたびに紡がれる、あなただけの物語。さぁ、私に聞かせてください。
4.Soleil de Feu(ソレイユ ドゥ フ)/Tom Ford(トムフォード)~オリエンタルスモーキーウッディーー~オードパルファン
| 香料 | ベルガモットエッセンス、バイオレットリーフ アブソリュート、チュべローズ、ベンゾイン、カカオアブソリュート、サンダルウッド、アンバー |
付けると最初に飛んでくるのは、ウッディー感の強いスパイシーめいたスモーキーアンバー。一番初めに香る香料のベルガモットはそこまで感じずに、香木のお香のようなスモーキーさが前面に主張しながらも、焦げたような苦みある甘さ、どこか南国を思わせるココナッツめいたクリーミーな甘さが感じられます。それでいて後からスパイシー感が利いてくるエキゾチックな香りに包まれます。

実際に合ったレビューを一部ご紹介すると、「ウッディーなのにミルキー、深い官能性を感じる」、「全体的にオリエンタルで、アンバー系の香りでお香っぽさがありバニラのクリーミーな甘さも感じる」、「ココナッツのような甘みが初めに来て、だんだんウッドの香りが強くなるのを感じる」などのお声もありました。



ですが不思議なことに本作には香料にココナッツは入っておりません。南国を思わせるクリーミーでミルキーな甘さというのは、チュベローズのことでしょう。チュベローズはローズと付いているので薔薇の香りを連想される方もおられるかも知れませんが、全くの別のお花です。どちらかというと南国の花のエキゾチックで濃厚な甘さを放つイランイランに近いです。

さて、アンバー系の香りでお香っぽさがある、オリエンタル、スパイシーさやウッディー感の強さ、深い官能性を感じるとレビューにもありましたが、こちらはスモーキーアンバーとサンダルウッドに間違いありません。アンバーは今申し上げた特徴の香木の樹脂でスパイシーかつ、オリエンタルで官能性あるお香を焚いたような香りがします。通常のアンバー香水よりも強めに官能性を感じるのは、香木サンダルウッドも調香されているからです。アロマテラピーの世界では、「催淫作用」を持つ精油としても有名です。

他方、チュベローズのミルキーでねっとりとした甘さだけでは説明のつかない、焦げたような苦みのある甘さとバニラのような甘さがあります。カカオアブソリュートのビターチョコレートのような苦みと甘み、それからバニラのようなこちらの甘さは紛れもなくベンゾイン(安息香)です。チュベローズとこれらが交わることで、「ココナッツ」が存在したのでしょう。

香りが肌に馴染み切ってくると、「ココナッツ」もスパイシー感も幾分落ち着きながらも、チュベローズとサンダルウッド、アンバーの織り成す大人の官能性は肌の上に香りの痕をしっかりと残しながら、パウダリーなヴァイオレットリーフと絡み合い、惹かれ合っていきます。(もしヴァイオレットの香りをたのしまれたいならば、次にご紹介する作品の方がおすすめです)そう、真夏で男女が肌を焦がしながら過ごす、灼熱の太陽に照らされるブロンズの砂浜のように。

Soleil de Feu(ソレイユ ドゥ フ)/Tom Ford(トムフォード)は、秋冬に合うものが多いアンバー香水の中でも、ココナッツ的なトロピカルな南国感や灼熱の太陽に焦がされたブロンズの砂浜に焼けた肌で惹かれ合う男女の姿が浮かぶ真夏にピッタリな作品です。(念のため、マリンっぽさもなく、塩気もないため、あくまで表現されているのは太陽や砂浜で、アンバーグリスではなくアンバーの作品なのでご安心を)
濃厚に甘く前面にセクシーさを主張しており、先にご紹介したApom(アポム)/Maison Francis Kurkdjian(メゾンフランシスクルジャン)と比較をすると、あちらが静だとするならこちらは動という、本当に対照的です。チュベローズが目立つために女性用としてご紹介しましたが、セクシーな男性や一緒に使うペアフレグランスとしてもお似合いになると思います。
5.1996(イチキュウキュウロク)/Byredo(バイレード)~オリエンタルスパイシー~オードパルファン
| Top | ジュニパーベリー、ブラックペッパー |
| Middle | アイリス(オリス)、スミレ(ヴァイオレット)、レザー |
| Last | ブラックアンバー、パチュリ、バニラ |
付けるとジュニパーベリーのスーッとしたハーバル調なアロマティックノート。青々とした薬草のひんやりとしたオープニングから、アイリス(オリス)とスミレが満開に花開き、パウダリーでセンシュアルな花々の香りが拡がります。アイリス(オリス)とスミレ(ヴァイオレット)は同じ紫の花を咲かせる大変よく似た香りをしていますが、全くの別の花です。

アイリス(オリス)はアヤメ科のニオイアヤメの根から抽出され、パウダリーで清潔感のある石鹸のような印象に上品でシックなフローラルの香りをしています。スミレ(ヴァイオレット)はスミレ科のニオイスミレの花や葉から抽出されて、アイリスからパウダリーなサボン感を除いた香りそのままと言えるほど、フローラルの部分が大変酷似しています。(若干、アイリスよりも爽やかな甘さがあります)

薬草めいたジュニパーベリーとパウダリーでセンシュアルな仄かに甘やかな二つの紫の花々に、スパイシーなブラックペッパーの力強さが添えられて、不思議な魅力を感じながらも、いつのまにか潜んでいた官能性に手を引かれていきます。また、花々とは別の甘さも感じ出して、いつの間にかレザーが添えられた温もりと官能性のある「ブラックアンバー」の虜になっていきます。そして、アーシーな墨汁の香りと評されるパチュリと柔らかい甘さのバニラの落ち着いた余韻に癒されるまろやかな時間に包まれます。

1996(イチキュウキュウロク)/Byredo(バイレード)はバイレードの創業者であるベン・ゴーラムが世界的に著名な夫婦二人組のフォトグラファー、イネス・ヴァン・ラムスウィールドとヴィノード・マタディンとコラボレーションをして、1996年に撮影されたフォトグラフ作品「Kirsten 1996」から着想を得たフレグランス作品です。二人の写真家としての絶対的な信念である「あらゆるものに存在する二面性」を、本作でも前半部の石鹸のようなパウダリーっぽい白さと、後半部のブラックアンバーを代表するパチュリ、バニラの黒さで、香りの対比として表現しています。
6.Alamber(アランバー)/Laboratorio Olfattivo(ラボラトリオ オルファティーボ)~オリエンタルスパイシー~オードパルファン
| Top | ベルガモット、ココア、アンバー |
| Middle | シナモン、バニラ、アンバー |
| Last | アンバー |
肌に乗せた第一印象は、「クラフトコーラ」の香りです。市販のコーラとは全くの別物で、クラフトコーラはシナモン、クローブ、ナツメグなどのスパイスにシトラスやハーブ、砂糖を煮詰めて作ったシロップを炭酸水で割った手作り(クラフト)の飲み物を指します。ピリリとしたスパイシーな感覚に、爽やかながらも食欲をそそるような香り高さ。入っている香料と比較しても、シトラスのベルガモットにスパイスのシナモン、香り高さと甘さあるココアと非常に酷似しています。

異なるのは食品には扱われず、本作品を特徴づけている異色なトップ・ミドル・ラストのアンバーでしょうか。アンバーは通常ベースの香りのために、ラストのみに入ることが大半ですが、なんと本作品ではアンバーが全てのノートに入っています。そのため、一部始終、最初から最後までアンバーの香りの系譜をご堪能いただける、Alamber(アランバー=al amberのalはアラビア語における定冠詞に相当します)の名に相応しい、究極のアンバーを描写した作品です。

レビューにおいても、「クラフトコーラ以外の喩えが思いつかない香り」、「コーラのような爽やかな香りが連想された」、「ジンジャーのようなスパイスが利いたクラフトコーラに近い香り」(恐らくレビュー者の方のジンジャーとはシナモンのことだと思われます)など「クラフトコーラ」に関する複数のお声が上がっておりました。



また、「アンバー」についても、「温かみと甘さを感じるアンバー」、「アンバーを引き立てるように他の香りも香る」、「アンバーの甘さの後ろにベルガモットの酸味を感じる」、「アンバーの甘さの中にスパイシーさを感じる」などのお声をいただいており、アンバー自身の時間と共に経つ香りの変化やアンバーと様々な香料との重なり合いを感じられている方が多くいらっしゃいました。




さて、私の肌上での「アンバー」ですが、爽やか(シトラスのベルガモットでしょう)でほのかな甘さ(バニラというほどの甘さはこの段階ではなく、ほろ苦さ?もありカカオ感からココア、そしてなによりもオリエンタルなムードからアンバー)とスパイシー感(紛れもなくシナモンです)の強めな「クラフトコーラ」のオリエンタルなオープニングからはじまります。

次第に時間が経ってくると、シナモンのスパイシーさが強烈になっていき、ベルガモットの爽やかさが控えめになって来るからか、甘さも増して温かみが少しだけ目立つようになってきます。この甘さと温かみはミドルノートに位置するバニラと、寺院の香りを連想させる香木サンダルウッドに近い気品ある官能性と甘さ、温かみが混じったような香りをしているアンバーです。さらに時間が経ってラストに向かっていくと、肌へ馴染むように柔らかくほどけていきます。

スパイスの香りは落ち着きながらも終始香り続け、相変わらず官能性ある甘さの神秘的なサンダルウッドのようなアンバーが、寺院のお香のようなスモーキーさを持って、ウッディーの温かみを兼ね備えて香る、究極のアンバーの香水である芯の強さは揺らぎません。ここで意外なのはトップノートに位置する香ばしいカカオがほろ苦い甘さで、さり気なく隠し味のようにチョコレートのように香っており、肌に付けるたびにアンバーの奥深さに気づかされます。

Alamber(アランバー)/Laboratorio Olfattivo(ラボラトリオ オルファティーボ)は、究極の魔法の呪文「アブラカタブラ」のように究極のアンバーをテーマにした作品です。アラベスクの宮殿が浮かぶ黄金に輝くアンバーの魔法。シナモンとカカオ、アンバーの神秘的でエキゾチックな旋風によって、嗅いでいると心に温かな火を灯すように誰もが魅せられる、まさに究極のアンバー作品です。是非、真のアンバー香水を渇望する人に一度お試しいただきたい香りです。
次に紹介する2本のフレグランスはCeles(セレス)には取り扱い無いものの、是非お勧めしたいとっておきのアンバー香水です。
7.GOLDEN AMBER(ゴールデンアンバー)/Floris(フローリス)~シトラスフルーティーフローラル~オードパルファン

| Top | ベルガモット、イチジク、アクア、カシス |
| Middle | アーモンドブロッサム、ネロリ、ローズ、ゼラニウム |
| Last | アンバー、トンカ、パチュリ、サンダルウッド |
付けるとシトラスのベルガモットから太陽のような明るさ、アクアティックノートの瑞々しくて爽やかなそよ風に、ミルキーなイチジクと甘酸っぱいカシスの奏でる二重のフルーティーな甘さに鼻腔は支配されて、4種の香料が織り成すハーモニーに快活なリゾート地に連れてこられたような気分になります。
本作品はイタリア最大の湖であり、北イタリアに位置するリゾート地のガルダ湖が黄昏の時間に夕日を受けて、琥珀色の万華鏡のように金色に輝きだす光景を表現しており、作品名も「ゴールデンアンバー」と付けられました。

続くミドルノートでは、アーモンドブロッサム、ネロリ、イングリッシュローズ、ゼラニウムと、フルーティーな愛らしい甘さからエレガントなフローラルブーケの甘さにバトンタッチされて、豊潤ながらも上品なフローリスらしい甘さで満開に咲いていきます。トップノートで瑞々しいノートで描写された湖畔の爽やかな空気と明るいお日様が、ミドルノートでは花々の大人な甘さに変貌していき、黄昏時に移ろっていき、次第に湖が黄金に輝き始めていく。そんな印象を受けました。

さて、ラストノートにまで到達すると、いよいよ主役のアンバーのお出ましで、しっとりとした愁いを帯びた陰のあるアンバーらしい雰囲気に徐々に変化していきます。トップのミルキーなイチジクやミドルのネロリやイングリッシュローズの豊かな花々の甘さもラストまでしっかりと香っていて、女性的な雰囲気を楽しめるアンバー香水作品です。

GOLDEN AMBER(ゴールデンアンバー)/Floris(フローリス)はアンバー香水作品の中でも、エキゾチックで重たい主張はなく、むしろ対極的な軽やかで明るいシトラスやフルーティーが利いた、なかなか珍しい作品です。そのうえで、ラグジュアリーフレグランスブランドのフローリスらしい調香の繊細さや気品があり、フローラルノートも大変美しく香るため、オフの特別な時にも適しています。
アンバー香水がお好きな方で珍しいタイプのアンバー香水を試してみたい時に、またフルーティーフローラルノートがお好きでアンバー香水への敷居を感じている方にもおすすめな作品です。
8.Amber Labdanum(アンバー&ラブダナム)/Jo Malone(ジョーマローン)~オリエンタルスパイシー~コロンインテンス

| Top | ビターオレンジ |
| Middle | ラブダナム |
| Last | アンバー |
肌に乗せた瞬間にやって来るのは、本作品の主役であるラブダナム(別名:シスタス、シストローズ、ロックローズ)の香りです。ビターオレンジの香りどころか他の香料の存在がなく、ラブダナムの香りしか感じられません。

ラブダナムとはスペインのアンダルシア地方に生息している植物で、高さ3mほどの木に白やピンク、黄色の花を咲かせます。葉や枝からは香料を採取でき、古の時代から瞑想に扱われており、心を落ち着かせる作用があると言われています。ローズと付いているため、薔薇の仲間だと想像された方もいらっしゃるかもしれませんが、全くの別物で関係はありません。

アロマテラピーの世界では、水蒸気蒸留法という手法で採取したものをロックローズ、溶剤法で採取したものをラブダナムと区分しており、香り方が全く異なります。
ロックローズは爽やかなハーバル調とグリーン感が特徴的で、少しスパイシーなウッディ感のある香調なのに対し、ラブダナム(本作品はこちら)はアンバーに近い香りで深みと甘さがあり、樹脂やムスクを感じさせるオリエンタル系の香りとなっています。

実は、記事前半でも少しお伝えいたしましたが、香料アンバーはバニラの成分バニリンを合成したものと天然香料ラブダナムが合わせることで生まれた香りで、アンバー香水原点の植物でもあります。
Amber Labdanum(アンバー&ラブダナム)/Jo Malone(ジョーマローン)はラストノートのアンバーに辿り着くまで、ラブダナムの香りしかほとんどせず、さらにフレグランス作品としては大変珍しいラブダナムが主役の作品となっており、アンバー香水の原点に触れていただけるのではと選出させていただきました。
アンバー香水のメンズのおすすめ8選
1.Amber&Lavender(アンバー&ラベンダー)/Jo Malone(ジョーマローン)~ハーバルアロマティック~オーデコロン
| Top | ラベンダー、ベルガモット、ミント |
| Middle | クローブ、スズラン、シナモン |
| Last | アンバー、パチュリ、ミルラ |
付けた瞬間から、本作品のメイン香料の片方であるラベンダー特有のひんやりとした落ち着きのある甘さを放って、パウダリーな石鹸のような清潔感を持って香ります。同時にミントも凛として香っているからか、パウダリー感がありながらも軽やかさもあって日常的にも使いやすいと思います。ミントもひんやりとしているからか、ラベンダーと合わさって清涼感がより強調され、アンバー香水にしては珍しく、夏の汗ばむ時期によく似合うと思います。清潔感があるのでオフィスにもピッタリですし、お風呂上りなんかも素敵だと思います。

ベルガモットと香料には表記されていますが、ベルガモットどころかシトラスの香りは一切せず、どちらかというとハーバル石鹸のようでアロマティックなラベンダーが中心です。(ハーバル石鹸と表現されていた方もおられました)
同様にミドルに記載のあるスパイス系の香料のクローブやシナモン、フローラルのスズランも全くと言っていいほど感じられません。(人によってはラベンダーが中心ではあるもののスパイシー感を感じられる方もいらっしゃるようです)


それほどラベンダー一色の作品、清潔感のある石鹸のような香りといった側面が強いです。ラストになるともう片方のメイン香料であるアンバーがようやく顔を出します。本作品でのアンバーは、種類までは香料には明記されていませんが、官能性を秘めながらもムスクのようなパウダリーな柔らかさもあるホワイトアンバーだと思います。重たくて強くてアーシーなミルラやパチュリの香りは全くしません。なので柔らかくてセンシュアルなアンバーの良さを壊さずに、肌馴染みが素晴らしく、ミステリアスさもほんのりとありながらもナチュラルに使いやすい作品となっています。

Amber&Lavender(アンバー&ラベンダー)/Jo Malone(ジョーマローン)は、シンプルで石鹸のような清潔感もあり、日常的に身に纏えるため、アンバー香水の中でも希少な作品です。(複雑な香りが多いために日常よりも非日常、オンよりもオフの方が向いており、重たい香りが多いため秋冬の方が圧倒的に似合うのが、通常のアンバー作品です)
おまけにオーデパルファムやオーデトワレが主流のフレグランス作品全体の中でも珍しいオーデコロン形式であるため、香水を付けなれていない方にも扱いやすい稀有な作品で、春夏も問題なく扱えます。
2.Baccarat Rouge 540(バカラ ルージュ 540)/Maison Francis Kurkdjian(メゾンフランシスクルジャン)~フローラルウッディー~オードパルファン
| Top | サフラン、ジャスミン |
| Middle | アンバー、アンバーグリス |
| Last | モミ、シダー |
肌に乗せると煮詰めて焦がした砂糖に綿菓子、キャラメルのような甘い香りが拡がっていくのが第一印象です。レビューでも、「砂糖、キャラメリゼの香り」「燃えるような甘いキャラメル」「焦げた砂糖のような匂い」「みたらし団子のタレのような香り」など、さまざまな表現が寄せられています。




香料にはグルマン系のキャラメルやシュガーといった香料は一切入っていないのに不思議に思われた方もおられるかもしれませんね。実はこちらの正体はアンバーグリス(アンブロキサン)です。アンバーグリスと言えば、海のミネラルっぽさや塩っぽい感じが特徴ですが、成分の中に甘さが感じられる側面もあります。そして、このミネラルっぽさもきちんと感じられます。

実は本作品はラグジュアリークリスタルメゾンであるバカラの生誕250年記念の香りとして創られました。「540」という数字も、バカラのクリスタルガラスで用いられる「金彩」と呼ばれる技法の際に、透明なクリスタルに24金粉を溶かす時の温度のことで、バカラのクリスタルガラスが生み出されるそのものの香りを再現しています。
鉱物(ミネラル)が540度の高温の炎の技法によって、他とは異なる7色の虹に輝くクリスタルガラスとなる工程まで香りで表現することにこだわりました。そのため、あえて合成香料を選択することで、天然香料ではできない香りの表現をしています。

レビューでも、「金属臭のようなものを感じる」、「溶かされた鉱物がバカラレッドに変貌する様を描いている、金属のトーンと解釈できる」など、鉱物(金属)のミネラルっぽさを感じている方や、「シャンデリアを煌めかせる蝋燭」、「香りとその上の空気の層に感じる微かな熱気」など、火の温もりを感じている方もいらっしゃいました。これこそ7色の虹の表現で、金属や火、クリスタルガラスが作られる香りなんて、決して天然香料のみでは表現ができないでしょう。




ここまでの解説で、アンバーグリスが中心で今回の趣旨に沿ったアンバー香水ではないのではと思われる方もいらっしゃるとは思いますが、ご安心ください。まずアンバーグリスの大きな特徴であるアニマリックさは一切無い点と、何よりラストになると、アンバー香水らしい格式高く気品に満ちた重厚感、堂々としたウッディー系の力強さに神秘性=バカラの火の魔法もそこに存在しており、紛れもなくアンバー作品となります。

Baccarat Rouge 540(バカラ ルージュ 540)/Maison Francis Kurkdjian(メゾンフランシスクルジャン)はラグジュアリークリスタルメゾンであるバカラの記念日に創られた、普段は香りで表現の難しい金属や火、そして鉱物が火に溶けてクリスタルが創られる様子まで表現した特別な作品です。
アンバー香水に慣れ親しんだ方や特別な式典などに是非付けていただきたいです。もし、もう少し仰々しさが控えめでカジュアルな感じでお使いいただきたいのであれば、次にご紹介するマンセラのインスタントクラッシュをお勧めしたいです。
8.Instant Crush(インスタント クラッシュ)/Mancera(マンセラ)~オリエンタル~オードパルファム
| Top | サフラン、ジンジャー、オレンジ、ベルガモット |
| Middle | アンバー、ローズ、ジャスミン、パチュリ |
| Last | バニラ、ムスク、サンダルウッド、オークモス |
付けたてからとても甘く、焦げた砂糖やカラメルのような匂いが充満します。耳ならぬ鼻を澄ませると、甘さの奥にサフランやジンジャーのスパイシー感とオレンジやベルガモットのフルーティーで明るいシトラス感がしっかりと感じられて、バランスの良いオープニングから本作品は始まります。

次第にアンバーやアーシーなパチュリの主張が強くなっていき、アンバー香水特有の影を帯びた印象やスモーキーさやってきます。フローラル感はそこまで強くないもののローズやジャスミンの華やかさも感じることができます。
これまでの砂糖を焦がしたような甘いカラメル感、ジンジャーとサフランのスパイシーさ、アンバーの主張にフローラルノートの華やかさと、ミドルノートまでになると、先にご紹介した作品と共通点も複数あり、Baccarat Rouge 540(バカラ ルージュ 540)/Maison Francis Kurkdjian(メゾンフランシスクルジャン)を連想してしまいます。
実際にレビューでも、「バカラルージュに似ている気がする」、「軽やかさやフルーティーさがあるけれど、バカラルージュのような印象」、「金属のような感じや針葉樹のシャープに欠けて、逆にスモーキー感やフルーティーさのあるバカラルージュの系統である」などの声が寄せられています。



ラストノートになると、バニラが主張しはじめてさらに甘さが強まりつつも、グルマンではなくアンバー香水のオリエンタル感があるのは、サンダルウッドの官能的な甘さのおかげです。サンダルウッドによって、そこに神秘性やお香を思わせるスモーキーさが表れて、アンバー香水らしさが頂点に達していきます。そこにパウダリーで柔らかなムスクやオークモスが添えられているため、神秘的でオリエンタルなアンバー香水ながらも肌馴染みも良く自然体で身に纏いやすくなっています。

Instant Crush(インスタント クラッシュ)/Mancera(マンセラ)は、アンバー香水の異国情緒のオリエンタル感やスパイシーな温もり、神秘的なスモーキーさや影ある雰囲気、華やかさがありながらも、フルーティーさや軽やかさがあり、アンバー香水らしさと日常的な付けやすさの両方を兼ね備えたバランスの取れた作品です。バカラルージュに本作品が連想されるとお伝えしましたが、やはり似ていても別作品で、それぞれ良い部分があります。
バカラルージュは先述の通り、もともとバカラの生誕記念として創られた作品です。そのためクリスタルの製法にも着想を得ており、金属の質感を表現するために独特のミネラル感や、バカラの製品を思わせる七色の輝きを、あえて合成香料を用いることで香りとして再現しています。さらに針葉樹のシャープなニュアンスも感じられ、こちらの方が非日常的でラグジュアリーな印象が強めです。

一方、本作品ではトップでシトラスのベルガモットやオレンジがしっかりと感じられるため、フルーティー感が強く軽やかです。金属の硬質さや針葉樹も存在しないため、幾分まろやかで日常使いもしやすく、スモーキーで温か、甘さも強く神秘的でオリエンタル感もしっかりとあり、アンバー香水がはじめての方にも扱いやすく、ナチュラルに使える懐深い作品です。
4.Ambre Nuit Esprit De Parfum(アンブル ニュイ エスプリ ドゥ パルファン)/Dior(ディオール)~オリエンタルスパイシー~オードパルファン
| Top | シナモン、カルダモン |
| Middle | スパイス |
| Last | アンバー、 ムスク |
トップからシナモン、カルダモンをはじめとしたスパイスの大群が押し寄せて来ます。カレーの匂いやチャイの匂いなど濃厚なスパイスを使った料理が思考を駆け巡るほど強烈なスパイスです。コークハイを連想される方もいらっしゃるのではないでしょうか。本作品はそんなスパイス軍団とアンバーの二大主役によるダイナミックな大作なのです。

月のない星々を塗りつぶしたかのような漆黒の宵闇の夜に届いた招待状。それは光をすべて消し去った世界で悪魔と魔女が狂乱し続けるヴァルプルギスの夜の宴。刺激的で激しい手首のスパイスノート達は踊り狂う悪魔と魔女の軍勢。爆竹のように破裂するスパイスの軍団。まさに、悪魔や魔女が集う終わらぬ夜――ヴァルプルギスの夜のようです。

スパイスの爆竹が止むと満を期して、アンバーが登場します。スパイスの爆竹の硝煙を受けながらも、そこにアンバーが官能的に絡まります。それは、悪魔と魔女が生と死の狭間で、互いに交わりエクスタシーに到達するような、そんな背徳の香りです。スパイシー感の強烈さを訴えるレビューが複数見受けられますが、官能的な夜の香りという意見もあり、互いに全くの別要素だと感じていましたが、この「ヴァルプルギスの夜」を体験すると、両立していることが理解できます。

Ambre Nuit Esprit De Parfum(アンブル ニュイ エスプリ ドゥ パルファン)/Dior(ディオール)は、元々ディオールの初代調香師フランソワ・ドゥマシーが手掛けた作品を、二代目調香師であるフランシス・クルジャン(メゾンフランシスクルジャンの創設者兼調香師)が特別な作品へと昇華させて、再誕させた作品です。
オリジナルでは真っ赤なバラやドラマティックなアンバーグリスが入っていた華やかさを、クルジャンは取り除くことで、「光」をすべて排除し、オリジナル「アンブルニュイ」にはなかった月のない漆黒の夜を創り上げました。背徳の夜の香り、スパイスアンバーをお求めでしたらとてもお勧めの作品です。
5.Grand Soir(グランソワール)/Maison Francis Kurkdjian(メゾンフランシスクルジャン)~オリエンタル~オードパルファム
| Top | スペイン産シスタスラブダナム、ベンゾイン |
| Middle | ラバンジン、シナモンリーフ |
| Last | バニラ、アンバー、トンカビーン |
スプレーを吹き付けるとベンゾインの濃厚な甘さとスペイン産のシスタスラブダナムの主張が強く、オリエンタルで甘いお香のような、スモーキーでミステリアスなオープニングから始まります。本作品ならではの要素としては、ウィスキーを連想するような官能性が感じられます。

シスタスラブダナムと香料アンバーの関係については、記事前半やラブダナム&アンバー(ジョーマローン)の記事でもお伝えした通り、香料アンバーがバニラの成分バニリンを合成した香料と天然香料ラブダナムが合わせることで生まれた香り=アンバー香水起源の植物でもあります。バニリンと共に「香料アンバーの生みの親」と言っても過言ではありません。なので、典型的なアンバー香水らしさを感じられる方も多いでしょう。

実際にレビューでもシスタスラブダナムについて声が寄せられており、特に「トップノートのシスタスラブダナムは鬱や不安を和らげる働きがあるそうで、アンバーグリスと似た成分もあるらしく、ベンゾインと共に少しのアニマリックさも奥にあるのがこの香りの素敵なところ」というレビューが印象的でした。

まず、シスタスラブダナムは樹木であり、マッコウクジラの胆石であるアンバーグリスとは別物です。このアニマリックさですが、アニマリック=ムスクのようなわずかなタバコやレザーのニュアンスと解釈されます。またラブダナム(香料アンバー)自体がスモーキーで樹脂を連想させる、温かみのあるオリエンタルでミステリアスな香りのため、タバコやレザーのスモーキー感を感じさせたのだと思います。
他方、こちらの方が触れられている濃厚で甘くて深いベンゾインもラブダナムと合わさることでアンバーを作ります。このように、アンバー香水ではラブダナムのスモーキー感や樹脂の温かみに加えて、ベンゾインに由来する深い甘さもあり、調香次第ではアニマリックさの要素も表現できる奥深さもあります。

香りが馴染んでくると、どこかラベンダーに少し似た爽やかな甘さのラバンジン(真正ラベンダーとスパイクラベンダーの交配種)が香ります。ラベンダーよりもすっきりとしているため、スパイシーで快活なシナモンリーフと抜群の相性で、香り全体が暗くならないように明るさを添えています。(トップノートのラブダナムはしっとりとした暗さがありましたし、アンバー香水前半はどことなくスモーキーな影があります)

ラストノートになると、アンバーもすっかり馴染んでバニラやトンカビーンのミルキーで濃厚な甘さが中心となっていきます。同時に肌に微かに残るウィスキーのような甘さと絶妙に重なり、熟成されたお酒の甘さがあふれて官能性を感じられます。まさに、グランソワール=特別な夜のための香りです。
Grand Soir(グランソワール)/Maison Francis Kurkdjian(メゾンフランシスクルジャン)は、パリの街が琥珀色に染まる夕焼けをアンバー、そして夜に移ろっていく情景をシスタスラブダナムの闇で表現した作品です。本作品をつけていると、いつの間にか終わりのない夜、男女の欲望が交わる空気に包まれていきます。ラブダナムの香りはワンタップよりもスプレーで吹きかけた方が味わえるのでお勧めです。
6.L’eau D’ambre Extreme(アンバー エクストリーム)/L’artisan Parfumeur(ラルチザンパフューム)~ウッディーオリエンタル~オードパルファム
| Top | シナモン、ペッパー、カルダモン、ナツメグ、メイス |
| Middle | パチュリ、ターキッシュローズ |
| Last | ベンゾイン、サンダルウッド、ムスク、トンカビーン、バニラ |
肌に付けた瞬間から、鮮烈な五種のスパイスの洗礼を受けることになります。最古のスパイスで、温かみと甘さ、ウッディーのような温もりに満ちたエキゾチックなシナモン。スパイスの王様と謡われ、野性味ある力強さと豊かさ、ミステリアスさのあるペッパー。スパイスの女王と謡われ、甘さと爽やかさを兼ね備えたクールなカルダモン。世界四大スパイスの一つで、甘さとほろ苦い深みが特徴的なナツメグ。ナツメグの果実の皮であり、ナツメグに似た香りではあるものの、繊細で上品な甘さが特徴的なメイス。五種五様にスパイスの舞が繰り広げられながらも、喧嘩するどころか調和して、寺院のお香を連想させる東洋的でオリエンタル、そして不思議と落ち着く香りが拡がります。

レビューでも、「お寺やアジア雑貨屋さんを連想」、「落ち着いた涼やかな空間で嗅ぎたくなる」、「和だけどどこかエキゾチック。お香やお寺を連想させる」、「最初はアジアンなお香の香りを感じたものの、徐々に白檀?のようなお寺の和のイメージに」など、東洋的なオリエンタルさやお香にお寺、スパイシーの強さ、和のイメージなど多数の声が寄せられています。




トップノートであるスパイスの五重奏の幕開けから時間が経つと、幾分スパイスは減退していき、墨汁のような静寂な香りのパチュリ、格好良い華やかさのターキッシュローズ、神秘的で湿っぽくしっとりとしたサンダルウッド(白檀)の香りが主張をしはじめて、表情がアジアン雑貨屋さんから東南アジアの寺院のような香りへとがらりと変貌していきます。

さらに、スパイスが完全に抜け切ると日本の寺院、和のイメージに近づいていきます。そして、ベンゾイン、トンカビーン、バニラの甘い香りも感じられてきますが、不思議といつものようなグルマンめいた甘さはなく、甘くない大人な香りを堪能でき、辛口スパイスとの絶妙な調香に、調香師ジャン=クロード・エレナの偉大さに脱帽するばかりです。

L’eau D’ambre Extreme(アンバー エクストリーム)/L’artisan Parfumeur(ラルチザンパフューム)は元々、ブランドが初めて販売した香水作品の一つで、エレナ自身が調香した、千夜一夜物語を香りの世界でイメージし、1978年に発売したL’EAU D’AMBRE「ローダンブル」(訳:アンバーの水)を極めた「究極のアンバー」です。そのため、本作品はアンバー香水が本当にお好きな方にこそ身に着けていただきたく思います。
7.No.9(ナンバーナイン)/Osaji(オサジ)~アロマティックオリエンタル~オードパルファム
| Top | グレープフルーツ、サイプレス、ペッパー |
| Middle | ローズ(ノイバラ)、イランイラン、フランキンセンス |
| Last | ムスク、アンバー、シダー |
肌に乗せるとシトラスであるグレープフルーツの甘さに、ウッディーなサイプレスの凛とした雰囲気とスパイシーなペッパーのアクセントがアロマティックなハーモニーを奏でます。ミドルに位置していますが、フランキンセンスの清浄な香りも強く、本当にアロマティックです。

ミドルノートになると、ワイルドローズとイランイランのフローラルが織り成す甘やかな香りに包まれます。甘さはとても強いですが、先ほどまでのアロマティックなグレープフルーツ、サイプレス、ペッパー、フランキンセンスの清々しさとのバランスが良く、すっきり感もあります。
次第にオープニングのアロマティックな清々しい香りは落ち着いて、中間のワイルドローズとイランイラン、ベースノートに位置するアンバーの甘さが目立ち始めていきますが、肌馴染みの良いシダーやムスクによって、最終的には優しい甘さの落ち着いた香りにまとまります。

No.9(ナンバーナイン)/Osaji(オサジ)は、本当にナチュラルで癖なく身に着けられる作品です。ひとつ前のL’eau D’ambre Extreme(アンバー エクストリーム)/L’artisan Parfumeur(ラルチザンパフューム)と対照的に、ペッパーもほんのりアクセント程度で、アロマティック感がアンバー香水では珍しいほどしっかりしていて爽やかです。
アンバーノートもそこまで強くはなく、国産の自然派コスメティックブランドで、日本人が安心感や安らぎを得られることをブランドコンセプトにしているOsajiらしい調香です。香水自体に不慣れな方の最初の一本として、お勧めしたい作品です。
次にお届けする作品は、Celes(セレス)では取り扱いがないものの、アンバー香水としておすすめしたい作品となります。ご参考までにどうぞ。
8.Ambra(アンブラ)/Santa Maria Novella(サンタマリアノヴェッラ)~オリエンタル~オードパルファム

| Top | ベルガモット |
| Middle | アンバー、ミルラ |
| Last | パチュリ、サンダルウッド |
800年以上もの歴史を持つイタリア最古の薬局サンタマリアノヴェッラが、フィレンツェのメディチ家の邸宅にある冬の庭を表現した作品です。サンタマリアノヴェッラは修道士が薬草を栽培したことからはじまり、何世紀もの間の経験知を誇り、調香における薬草使いの美しさに定評があります。

イタリアの代表的なシトラス、ベルガモットの明るさから展開していきます。まるで陽気なイタリアのお国柄のように付けているだけで気分が前向きになる、そんなはじまりです。そのため、軽やかに自然体で身に纏うことができます。
重厚感と持続性の高さ、独特の個性的な香調が特徴的なアンバー香水作品の中ではかなり珍しく、アンバー香水が初めての方も触れやすくなっています。また、明るさだけではない、ベルガモットの酸味や苦みの繊細さが作品に透明感を添えており、一層、付けやすさを際立たせています。

そんなベルガモットに、ハートノート(ミドルノート)で官能性や深みのある甘さをしたアンバーの温かみと、神秘的なミルラが重なり、パウダリーでしっとりとしているのに、他にはない、あまりに軽やかで特別なアンバーノートが奏でられます。
そのまま、ラストノートになると、墨汁の香りのような静寂をもたらすパチュリと、官能的ながら神聖さもあり、落ち着きと温もりのあるミステリアスなサンダルウッドが融合し、肌の温かさと柔らかく統合していき、あなたの香りとなって馴染んでいきます。

Ambra(アンブラ)/Santa Maria Novella(サンタマリアノヴェッラ)は、正統派なアンバー香水らしい上質で洗練された深みある重厚なオリエンタルな香調と、サンタマリアノヴェッラらしい薬草ならぬありのままの植物らしさを活かしています。
軽やかで繊細なベルガモットによって、相反する要素を融合させて、サンタマリアノヴェッラにしかできな調香を成し遂げています。そのため、オンや日常使いとしても気兼ねなく使える作品です。
アンバー香水の選び方|失敗しないポイント
アンバー香水はどんな人におすすめ?
アンバー香水は、シンプルな香りよりも奥行きがある香りがお好みの方、特別感をお求めの方にお勧めしたい香水です。また、お呼ばれの席や女性的・男性的魅力を異性に伝えたい方にピッタリです。
ただし、ご自身がイメージされている「アンバー香水」が、実はアンバーグリスが中心の作品ではないのか、見極めておく必要があります。というのも、アンバーグリスとアンバーは先にご説明した通り、歴史的な経緯から非常に間違われやすく、間違って紹介されている情報も多々見受けられるからです。

また、アンバーとアンバーグリスの香料が一緒に扱われている作品もあり、いっそう紛らわしくなっていますが、両者には植物性香料と動物性香料という明確な違いがございます。もし、海を思わせるマリン感やアニマリック感を強くお求めでしたら、それはアンバー香水ではなくアンバーグリス香水ですので、アンバーグリス香水をおすすめいたします。
アンバー香水がおすすめの季節
アンバー香水は重さや複雑さ、温かみに甘さがあるものが多く、空気が澄んで複雑な香りが美しく香る、気温の低い秋冬がベストな季節となります。

アンバー香水を試すならCeles!
香水現品をそのまま購入する場合、大きいサイズやワンサイズしかなく、数万円かかることもあります。そのため、実際に合うか試してから購入したいと思われる方が大半だと思います。そんな方に向けて、Celes(セレス)では、香水の小売り販売をしており、ワンタップから15回プッシュ、50回プッシュ、100回プッシュまでの4種類のサイズからお好きな容量をお選びいただけます。

また、嗜好の問題に加えて、肌の体温や環境、肌質によっても香り方は大きく異なります。そのため、店頭で何度も試すのは気が引ける、試したくても近くにお店が無いといった方にもCelesのサービスならば、ご自宅に居ながらお好きなタイミングで何度も試すことができます。
今回のアンバー香水作品の場合でしたら、ワンタップが390円、15回プッシュが680円、50プッシュが1,360円、100プッシュは1,980円より購入可能です。※商品によって価格が異なります。
アンバー香水に関するよくある質問
Q1.アンバー香水はどんな匂いですか?
バニラや樹脂のフランキンセンスやミルラ、ラブダナム(スパイシー感があります)、樹木のサンダルウッドのような、神秘的ながらも甘さがあり、どこか官能性も秘めた温かみある香りです。詳しくは、見出し「アンバー香水とは?魅力と特徴を解説」の小見出し、「アンバー香水とはどんな香り?」をご覧ください。
Q2.アンバーとムスクの違いは何ですか?
アンバーもムスクも共にベースノートで扱われる香料です。違いとしてはムスクの方が柔らかでパウダリー感が強く、肌馴染みも良くて優しい甘さを感じさせるものが多いのに対し、アンバーは官能性の方が際立ち、樹脂の温かみにオリエンタル感が強くて、大人な深みを与える香料です。
Q3.アンバーとアンバーウッドの違いは何ですか?
アンバーウッドはアンバーの種類の一種で、ウッディーとアンバーを合わせた香りです。樹木のぬくもりの温かみにどっしりと構える安定感も感じられます。他には温かみがありながらも最も甘みの強いアンバーバニラに、ホワイトムスクのようなパウダリー感や柔らかで優しい甘さが添えられた、エレガントなホワイトアンバーがあります。
Q4.アンバー香水は夏でも使えますか?
使えます。ただし、アンバー香水では合わせる香料によって香り方が千差万別のため、夏では重たすぎたり甘さが強すぎる場合もあるため、グルマン系は避けるのが無難です。それでも、実際に記載ある香料とはかけ離れたイメージに香ることもあり、香料を読んだだけでは判断が難しいため、一度ご自身の肌でお試しになることを強くお勧めします。
Q5.初心者にお勧めのアンバー香水は?プチプラで買える香水もご紹介!
アンバー香水自体が香り自体が強いものが多く、独特な香調ではあるため、初心者よりもある程度香水慣れしてからの方が楽しめると思います。
もし、私が初心者におすすめするのであれば、リーズナブルな作品でしたら、女性にはハニーと甘いキャラメルにフローラルブーケが大変フェミニンなIllicit(イシリット)/Jimmy Choo(ジミーチュウ)、男性には爽やかでスパイシー、かつ軽やかにお使いいただけるThe One for man eau de toilette(ザ・ワン フォーメン オードトワレ)/Dolce & Gabbana(ドルチェ&ガッバーナ)を選びます。
もし、↑でお気に召していただけたら、本格的で濃厚なアンバー香水をお試しいただくまでに、自然体で身に纏えるNo.9(ナンバーナイン)/Osaji(オサジ)をお試しいただくことをおすすめします。
本記事では、アンバー香水作品について特集させていただきました。気になる作品はございましたか?
アンバー香水は本当に合わせる香料や調香によって、香り方が万華鏡のように変化するため、文章だけでは伝わりにくい部分もあるかと思います。そのため、一度、お店でも弊社のサービスでも実際に肌に試されることをおすすめしております。
もし、今回の記事でアンバー香水や香料アンバーに興味を持っていただけたら、とてもうれしく思います。
ホワイトデーの贈り物や大切な方へのギフトの候補としても、ご検討ください。
以上、ライターの凛でした。

凛
香水を愛してやまない某IT企業Webライター。
大学の頃にラルチザンのヴォルール・ド・ローズに出会い
衝撃を受けて以来、香水愛好家となって10年以上を経る。
そのため、IT企業でのライター経験を活かし、
愛する香水のことを発信するライフワークも始める。
初恋はラルチザンのヴォルール・ド・ローズで
今の恋人はFueguia1833のChamber。












